練れける(読み)ねれける

精選版 日本国語大辞典 「練れける」の意味・読み・例文・類語

ねれ・ける【練】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
  2. 物事を長く続けてその動作がにぶくなってくる。疲れてきてのろのろとする。また、サボる。
    1. [初出の実例]「芥川ねれけた男おぶって来」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和三(1766)梅五)
  3. 意地悪くねじける。
    1. [初出の実例]「それから大声上げ、云に云はれぬねれけた口上」(出典:浮世草子・当世銀持気質(1770)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android