練歩く(読み)ネリアルク

デジタル大辞泉 「練歩く」の意味・読み・例文・類語

ねり‐ある・く【練(り)歩く/×邌り歩く】

[動カ五(四)]行列してゆっくりと歩く。調子をそろえて静かに歩く。「山車だしが町を―・く」

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精選版 日本国語大辞典 「練歩く」の意味・読み・例文・類語

ねり‐ある・く【練歩・&JISFAA1;歩】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
  2. ねって歩く。ゆっくりと行進する。列をつくってゆっくり行進する。〔和英語林集成初版)(1867)〕
    1. [初出の実例]「救世軍は此時太鼓を敲いて市中を練(ネ)り歩(ア)るいて居る」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉二)
  3. 行きつ戻りつして歩く。
    1. [初出の実例]「座敷中をよろよろ練り歩いては笑ひ転げる」(出典:少年(1911)〈谷崎潤一郎〉)

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