縁を切る(読み)エンヲキル

精選版 日本国語大辞典 「縁を切る」の意味・読み・例文・類語

えん【縁】 を=切(き)る[=断(た)つ]

  1. 親子、夫婦などの関係を絶って、他人同士となる。また、あることとの関係をなくする場合にもいう。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「目代どのへせめかうじて、親子の縁断べし」(出典:読本・春雨物語(1808)死首のゑがほ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android