縁引(読み)えんびき

精選版 日本国語大辞典 「縁引」の意味・読み・例文・類語

えん‐びき【縁引】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 親類関係。また、縁故関係。縁続き。
    1. [初出の実例]「殊に此辺三好が領分、縁引手引を以たばからば」(出典:浄瑠璃・津国女夫池(1721)三)
  3. 縁故関係によって、ひいきすること。
    1. [初出の実例]「原田様は、御一門たる兵部様の御縁引(エンピ)きがよろしいゆゑ」(出典歌舞伎早苗鳥伊達聞書実録先代萩)(1876)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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