縄枢(読み)じょうすう

精選版 日本国語大辞典 「縄枢」の意味・読み・例文・類語

じょう‐すう【縄枢】

〘名〙 なわでつくった戸。なわすだれ。転じて、貧しい家。
史記抄(1477)五「縄枢はしをりなんとは縄を以て戸のあけたてをするほどにぞ」 〔賈誼‐渦秦論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「縄枢」の読み・字形・画数・意味

【縄枢】じようすう

縄のとぼそ。貧家。漢・賈誼〔過秦論、上〕始皇に沒したるも、餘威殊俗に振ふ。然れども陳は、甕(をういう)(かめの窓)繩樞(縄の扉)の子、隷(ばうれい)(流民)の人にして、徙(せんし)の徒なり。~木を斬りて兵と爲し、竿をげて旗と爲す。天下雲集して應(きやうおう)す。

字通「縄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android