流民(読み)リュウミン

精選版 日本国語大辞典 「流民」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐みんリウ‥【流民】

  1. 〘 名詞 〙 定まった住居がなく他国をさすらい渡る人々。さすらいびと。流浪の民。流氓(りゅうぼう)
    1. [初出の実例]「流民盗賊梗塗。師以行路難固拒其命」(出典:東海一漚別集(1375頃)真源大照禅師行状)
    2. [その他の文献]〔史記‐万石伝〕

る‐みん【流民】

  1. 〘 名詞 〙りゅうみん(流民)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「流民」の読み・字形・画数・意味

【流民】りゆう(りう)みん

流亡の民。清・呉昌碩ゑて天を看るの図に自ら題す〕詩 熟(みの)らず 誰(たれ)か民の圖を繪(ゑが)く 天心、如(も)しれまるれば 粟(ぞく)を三輔京畿)の區に雨(ふ)らしめよ

字通「流」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む