縫合帯(読み)ほうごうたい

最新 地学事典 「縫合帯」の解説

ほうごうたい
縫合帯

suture zone

過去のプレート収束境界。超大陸は4億年程度の周期で10個程度の大陸塊に分裂・発散した後,再び集合して次の超大陸をつくる。大陸が衝突融合すると二つの大陸の間には過去のプレート収束境界が存在する。それは現在,海洋プレートの破片であるとされるオフィオライト帯となっていることが多い。しかし,ある場合にはらん閃石片岩を伴う低温高圧型変成帯が分布していることもある。これらはかつての海溝地帯のマーカーと考えられるので,それらの分布をもって縫合帯と呼ぶ。ただし,厳密にはプレート収束帯は時間とともに移動するため,それぞれの時点でのプレート収束帯を定義するのは困難。またオフィオライトや低温高圧型変成帯の分布が,どの時点のプレート収束帯を示すのかは不明なことが多い。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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