縫合状(読み)ほうごうじょう(その他表記)sutured

岩石学辞典 「縫合状」の解説

縫合状

鉱物粒または不規則な形の結晶が隣接する鉱物粒とぶつかり,組み合わさった結果,粒間の隙間がなく不規則に接触した組織で,骨の縫合構造に類似している[Bowes : 1989].岩石中の結晶の接触の形状で,主に変成岩に見られるが,一部火成岩にも存在する.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android