縮退型半導体(読み)シュクタイガタハンドウタイ

化学辞典 第2版 「縮退型半導体」の解説

縮退型半導体
シュクタイガタハンドウタイ
degenerate semiconductor

固体中における電子のエネルギーは,ある統計則に従って分布している.電子の実効質量が小さく,単位体積当たりの密度が大きく,温度が低い場合(つまりkT ≪ Ef:フェルミ面に対するエネルギー)には古典統計学に従う場合とかなり異なる現象を生じる.このとき,電子の集団は縮退しているといい,このような半導体を縮退型半導体という.半導体で縮退が起こっている状態というのは,上述のことからわかるように,それが絶対零度近くの低温におかれた場合,あるいは常温でも不純物の濃度がきわめて高い場合,また電子の実効質量がきわめて小さい物質(たとえばInSb)において起こる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む