縮髪(読み)ちぢみがみ

精選版 日本国語大辞典 「縮髪」の意味・読み・例文・類語

ちぢみ‐がみ【縮髪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ちぢれている頭の毛。ちぢれっ毛。色欲が強いとされた。ちぢゅうがみ。
    1. [初出の実例]「とかく、ねふりめ成女也、縮髪にて、いかが侍らん」(出典:評判記・満散利久佐(1656))
  3. 手を加えて縮れ毛にした髪。
    1. [初出の実例]「男女ともに縮み髪はやりて之を賞せり」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)九)

ちぢれ‐がみ【縮髪】

  1. 〘 名詞 〙 ちぢれている毛髪。また、ちぢらせた髪。ちぢみがみ。
    1. [初出の実例]「ちぢれ髪ものにかかりが文をつけ」(出典:雑俳・柳多留‐一三(1778))

ちぢゅう‐がみちぢう‥【縮髪】

  1. 〘 名詞 〙 「ちぢみがみ(縮髪)」の変化した語。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む