繁吹・飛沫(読み)しぶき

精選版 日本国語大辞典 「繁吹・飛沫」の意味・読み・例文・類語

しぶき【繁吹・飛沫】

〘名〙 (動詞「しぶく(繁吹)」の連用形名詞化)
雨風②がはげしく吹きつけること。また、その吹きつける雨。
※俳諧・西鶴大句数(1677)三「しふきのかかる露時雨行 此捨子なくより外はきりぎりす」
液体または液体状のものがこまかく飛び散ること。また、その水滴
高野聖(1900)〈泉鏡花一六「向う岸の(シブキ)に濡れて黒い、滑かな大きな石へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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