繊維状結晶成長(読み)せんいじょうけっしょうせいちょう

最新 地学事典 「繊維状結晶成長」の解説

せんいじょうけっしょうせいちょう
繊維状結晶成長

crystal fiber growth

裂罅や節理を充塡する鉱物が繊維状ないしは羽毛状の結晶成長を示す場合をいう。羽毛状結晶成長とも。通常,石英または方解石の場合にみられる。結晶形態は直線状をなすものと,系統的に湾曲ないしはS字状(sigmoidal)を示すものがある。前者の場合,結晶成長の方向は母岩の壁面に対し直交する場合と斜交する場合がある。後者の場合は,裂罅の開口の方向が変化した履歴を示す。結晶が脈の外側(母岩の壁面)から脈の中心に向かって成長する場合をシンタキシャル脈(syntaxial vein),脈の中心から外側に向かって成長する場合をアンチタキシャル脈(antitaxial vein)と呼ぶ。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 高木

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む