つなぎ‐お・く【繋置】
- 〘 他動詞 カ行四段活用 〙
- ① つなぎとめたままの状態にしておく。また、ある関係が絶えないようにする。
- [初出の実例]「日くるればつなぎ置たる川舟に〈清誉〉 夏をわするる水の岸かげ〈珠長〉」(出典:石山千句(1564)青何第九)
- ② のちのちのために、相手の機嫌をとっておく。→馬を繋ぐ。
- [初出の実例]「何とぞつなぎ置(ヲカ)ば正月のつかひ物にある事もと」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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