繾綣(読み)けんけん

精選版 日本国語大辞典 「繾綣」の意味・読み・例文・類語

けん‐けん【繾綣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動ナリ・タリ )
  2. 人情の厚いこと。情のこまやかなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「余雅銕心石腸不繾綣之情」(出典:新編覆醤続集(1676)一〇・与玄生)
    2. [その他の文献]〔詩経‐大雅・民労〕
  3. 離れずにつきまとうこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「憂慮繾綣(ケンケン)将さに狂顛せんとするに際して」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公二五年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む