罅割れる(読み)ヒビワレル

デジタル大辞泉 「罅割れる」の意味・読み・例文・類語

ひび‐わ・れる【×罅割れる】

[動ラ下一][文]ひびわ・る[ラ下二]ひびが入って割れ目ができる。「―・れたコップ

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精選版 日本国語大辞典 「罅割れる」の意味・読み・例文・類語

ひび‐わ・れる【罅割】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ひびわ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. ひびがはいって割れ目ができる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「四日の月もまだ細き影〈桃隣〉 秋来ても畠の土のひびわれて〈八桑〉」(出典:俳諧・別座鋪(1694))
  3. 声が大きく濁った音になる。
    1. [初出の実例]「女の泣き声は、〈略〉やがてひび割れるとともに」(出典:暗室(1976)〈吉行淳之介〉二)

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