精選版 日本国語大辞典 「罅割」の意味・読み・例文・類語 ひび‐われ【罅割】 〘 名詞 〙① ひびがはいること。ひびがはいって、割れ目ができること。また、そのもの。ひび。[初出の実例]「ひびわれのあるもいやがる入れ物の」(出典:西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一二)② 人と人の仲が不和になること。へだたりができること。[初出の実例]「彼が一体であった『寺男』と自分とのあいだにパクッとヒビ割れが起るのを見たのは」(出典:万徳幽霊奇譚(1970)〈金石範〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例