罅割(読み)ひびわれ

精選版 日本国語大辞典 「罅割」の意味・読み・例文・類語

ひび‐われ【罅割】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひびがはいること。ひびがはいって、割れ目ができること。また、そのもの。ひび。
    1. [初出の実例]「ひびわれのあるもいやがる入れ物の」(出典:西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一二)
  3. 人と人の仲が不和になること。へだたりができること。
    1. [初出の実例]「彼が一体であった『寺男』と自分とのあいだにパクッとヒビ割れが起るのを見たのは」(出典:万徳幽霊奇譚(1970)〈金石範〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む