罪垢(読み)ザイク

デジタル大辞泉 「罪垢」の意味・読み・例文・類語

ざい‐く【罪×垢】

仏語。罪のけがれをあかにたとえた語。罪過。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「罪垢」の意味・読み・例文・類語

ざい‐く【罪垢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「く」は「垢」の呉音。罪悪がその人の身をけがすのを、垢にたとえていったもの ) 罪によるけがれ。つみとが。罪過。
    1. [初出の実例]「是器非器之受禁戒、含誓水而嗽罪垢」(出典朝野群載(1116)一六・阿闍梨斉朝伝法灌頂歎徳文〈斉朝〉)
    2. [その他の文献]〔北本涅槃経‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android