置ぬ棚をまぶる(読み)おかぬたなをまぶる

精選版 日本国語大辞典 「置ぬ棚をまぶる」の意味・読み・例文・類語

おか【置】 ぬ 棚(たな)をまぶる

  1. ( 「まぶる」は見守る意 ) あるはずがないのに探すこと。探してもかいのないことにいう。
    1. [初出の実例]「今からも陰子隙(かけこひま)あらんと思ひやられ、おかぬ棚をまぶり、石垣町ともしびに姿の障子に映(うつ)るを、それこのもしげに見しに」(出典浮世草子男色大鑑(1687)八)

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