置据(読み)おきすえ

精選版 日本国語大辞典 「置据」の意味・読み・例文・類語

おき‐すえ ‥すゑ【置据】

〘名〙 手を付けないでそのままにしておくこと。また、常に一か所に置いておくこと。おきつけ。すえおき。
※歌舞伎・日月星享和政談(延命院)(1878)序幕三両のことはさて置いて一両工面(くめん)も出来ぬといふから、そんならそれは置据(オキスヱ)で、是れから先は現金に買ひなさいと親切に言った後が」

おき‐す・える ‥すゑる【置据】

〘他ア下一(ワ下一)〙 おきす・う 〘他ワ下二〙 物をすえておく。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android