羊水過多症(読み)ようすいかたしょう(その他表記)hydramnion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「羊水過多症」の意味・わかりやすい解説

羊水過多症
ようすいかたしょう
hydramnion

妊娠中に羊水が異常に多くなった状態。双胎や胎児の先天異常 (無脳児,消化管閉塞など) の際に起りやすいが,原因不明のこともある。母体は妊娠中毒症にかかりやすく,早産を起しやすい。急性型 (妊娠 15~20週) では,妊娠継続はほぼ不可能なため,人工妊娠中絶をする。

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世界大百科事典(旧版)内の羊水過多症の言及

【羊水】より

…羊水の産生,吸収の機序については不明な点も多いが,羊膜の上皮細胞や上皮下結合組織を通じて分泌,吸収されると考えられており,また胎児が飲み込むことによって吸収され,呼吸器や皮膚から,さらには尿として分泌されると考えられている。 羊水量が1000mlを超えた場合を羊水過多といい,これによって妊娠や分娩に異常をもたらす状態になったものを羊水過多症という。羊水過多症では,増加した羊水が胎児を圧迫するとともに,子宮を拡大させることから,早産や前・早期破水,胎盤早期剝離(はくり)などの異常を起こしやすくなる。…

※「羊水過多症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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