羽を交わせる鳥(読み)ハネヲカワセルトリ

デジタル大辞泉 「羽を交わせる鳥」の意味・読み・例文・類語

はねわせるとり

比翼ひよくの鳥1」に同じ。
「生きての世死にての後の後の世も―となりなむ」〈大鏡・師尹〉

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精選版 日本国語大辞典 「羽を交わせる鳥」の意味・読み・例文・類語

はね【羽】 を 交(か)わせる鳥(とり)

  1. つばさを互いに重ね合っている鳥。転じて、愛情こまやかな夫婦。→比翼(ひよく)の鳥
    1. [初出の実例]「生きての世死にての後の後の世もはねをかはせるとりとなりなん」(出典:大鏡(12C前)二)

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