羽幌線(読み)はぼろせん

日本歴史地名大系 「羽幌線」の解説

羽幌線
はぼろせん

留萌支庁管内留萌―幌延ほろのべ間一四一・一キロの国有鉄道。昭和三三年(一九五八)一〇月全線開通。同六二年三月全線廃止。幌延遠別えんべつ間ははじめ天塩線と称し、全線開通後羽幌線と改称。明治末期から沿岸住民による天塩沿岸鉄道建設運動が始まり、南部(南線)の留萌―羽幌間は大正一二年(一九二三)着工、昭和二年大椴おおとど(現小平町)まで、同三年鬼鹿おにしか(現同上)まで、同六年古丹別こたんべつ(現苫前町)まで、同七年羽幌まで開通(開業)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android