羽田澄子(読み)はねだ すみこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「羽田澄子」の解説

羽田澄子 はねだ-すみこ

1926- 昭和後期-平成時代の記録映画監督。
大正15年1月3日中国大連生まれ。岩波映画製作所に入社助監督,脚本家をへて昭和32年「村の婦人学級」で監督デビュー。51年「薄墨の桜」で注目され,以来「早池峰(はやちね)の賦」(芸術選奨文部大臣賞),「痴呆性老人の世界」(キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位),「歌舞伎役者片岡仁左衛門」などを発表。平成22年日本映画ペンクラブ賞。自由学園卒。本名は工藤澄子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android