羽箒(読み)ハネボウキ

デジタル大辞泉 「羽箒」の意味・読み・例文・類語

はね‐ぼうき〔‐ばうき〕【羽×箒】

はぼうき(羽箒)」に同じ。

は‐ぼうき〔‐ばうき〕【羽×箒】

鳥の羽で作った小形のほうき茶道具香道具などとして用いる。はねぼうき

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精選版 日本国語大辞典 「羽箒」の意味・読み・例文・類語

は‐ぼうき ‥ばうき【羽箒】

〘名〙
① 鳥の羽毛で作った小さなほうき。とりははき。とりぼうき。はねぼうき。〔日葡辞書(1603‐04)〕
紋所の名。①を図案化したもの。抱き羽箒、違い羽箒、一つ羽箒などの種類がある。

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世界大百科事典(旧版)内の羽箒の言及

【香道具】より

…(6)火道具 炭団(たどん)や香木,葉を扱う9種の道具で,小道具包とよぶ畳紙に納めてある。(a)羽箒(はぼうき) 柄は唐木(からき)2寸8,9分,先端に鴇(とき)などの羽毛を差してある。灰拵(はいごしら)えのときに灰を払う。…

【ブラシ】より

…植毛の方法としては,多数の小さな穴のあいた板の裏から針金ですくい上げてかがるか,穴へさしこんでのりまたは釘で止める等の方式を基本として各種ある。なお,製図などの際用いられる,カモの翼をそのまま利用した羽箒(羽根ぼうき)や,金属のさび落しなどに使う,鉄または黄銅の針金を植えたワイヤブラシなどもある。刷毛【小川 伸】。…

※「羽箒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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