翔らう(読み)かけらう

精選版 日本国語大辞典 「翔らう」の意味・読み・例文・類語

かけら‐・う‥ふ【翔う】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「かける(翔)」に反復継続を表わす上代助動詞「ふ」の付いたもの ) 空を飛びまわる。飛びつづける。
    1. [初出の実例]「春さりて 野辺をめぐれば おもしろみ われを思へか さ野つ鳥 来鳴き翔経(かけらふ)」(出典万葉集(8C後)一六・三七九一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android