翕忽(読み)きゆう(きふ)こつ

普及版 字通 「翕忽」の読み・字形・画数・意味

【翕忽】きゆう(きふ)こつ

すみやかなさま。唐・柳宗元〔小丘西の小石に至る記〕中の魚百許頭、皆の依る無きが(ごと)く、日光下(かてつ)し、影、石上に布く。怡然(いぜん)として動かず、俶爾(しゆくじ)としてく。來翕忽、游ぶと相ひ樂しむに似たり。

字通「翕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android