翡翠彫刻(読み)ひすいちょうこく(その他表記)jade carving

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「翡翠彫刻」の意味・わかりやすい解説

翡翠彫刻
ひすいちょうこく
jade carving

翡翠細工を施すこと,またその細工品。歴史的には新石器時代石器に始まるが,しだいに装飾性が与えられ,儀礼的に使用されるに及んで,宝玉としての価値を生じた。東洋では中国のいわゆる玉器が高度な技術を展開しており,タイペイ(台北)市故宮博物院のものが有名。東洋以外ではメキシコの翡翠彫刻が優れている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 台北

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む