ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「翡翠彫刻」の意味・わかりやすい解説 翡翠彫刻ひすいちょうこくjade carving 翡翠に細工を施すこと,またその細工品。歴史的には新石器時代の石器に始まるが,しだいに装飾性が与えられ,儀礼的に使用されるに及んで,宝玉としての価値を生じた。東洋では中国のいわゆる玉器が高度な技術を展開しており,タイペイ(台北)市の故宮博物院のものが有名。東洋以外ではメキシコの翡翠彫刻が優れている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by