デジタル大辞泉 「翡翠」の意味・読み・例文・類語
ひ‐すい【×翡×翠】
2 カワセミの羽の色。美しく光沢のある髪の色などにたとえる。翡翠色。
3 つやのある緑色の硬玉。また、硬玉と軟玉の総称。主に翡翠輝石からなり、美しさをカワセミの背にたとえた名。主産地はミャンマー・中国などで、日本では新潟県糸魚川市の小滝川付近から産出。古来、装飾品に用いられる。平成28年(2016)、日本鉱物科学会により
[類語]宝石・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…このように,カワセミがしばしば川や海に関係づけられるのは,おそらく水を思わせる青色の羽によるものだろう。中国ではその美しさを賛美して翡翠(ひすい)(翡は雄,翠は雌のカワセミを指す)と呼び,漢の武帝が建てた昭陽舎の壁帯には,カワセミの羽が装飾としてはりつけられたという。【荒俣 宏】。…
※「翡翠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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