翻訳名義大集(読み)ほんやくみょうぎたいしゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「翻訳名義大集」の意味・わかりやすい解説

翻訳名義大集
ほんやくみょうぎたいしゅう

サンスクリット語チベット語の対照語彙(ごい)集。ジナミトラやイェシェデらによって814年に『翻訳名義中集』が編纂(へんさん)され、その10年前後ののちに、あるいは同じ814年に、『中集』編纂に先だって『大集』が編纂された。そののちにチベット語の漢訳と蒙古(もうこ)語訳を付し、四語対照語彙集とされた。9500余の項目があり、現在でも仏教研究などで重用されている。『大集』と『中集』は西蔵(チベット)大蔵経テンギュルに収載されているが、『小集』は現存が確認されていない。

原田 覺]

『榊亮三郎編『梵蔵漢和四訳対校 翻訳名義大集』(『京都帝国大学文科大学叢書第三』所収・1916・真言宗京都大学)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む