老の入舞(読み)おいのいりまい

精選版 日本国語大辞典 「老の入舞」の意味・読み・例文・類語

おい【老】 の 入舞(いりまい)

  1. 老人になってから、最後の花を咲かせること。また、老後の安楽。「入舞」は、舞い終わって退場する直前に引き返して舞うこと。
    1. [初出の実例]「我は、昔より此のよき所を持ちてこそ名をも得たれ、と思ひつめて、そのまま人の嫌ふ事をも知らで、老の入舞をし損ずるなり」(出典:花鏡(1424)劫之入用心之事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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