入舞(読み)イリマイ

精選版 日本国語大辞典 「入舞」の意味・読み・例文・類語

いり‐まい‥まひ【入舞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いりあや(入綾)
    1. [初出の実例]「入まひになりければ、しづやしづしづがをだまきくりかへし、むかしを今に、なすよしもがなとうたひすましたりければ」(出典:幸若・しつか(室町末‐近世初))
  3. 物事の終わり。また、そのさまをたとえていう語。
    1. [初出の実例]「東国北国も乱たり。諸寺諸山静ならず。懸らず共あらばや世既に至極せり。入舞(イリマイ)にや」(出典源平盛衰記(14C前)二八)
  4. 能楽で、決められた番組のほかに、臨時に入れて演じる仕舞や囃子(はやし)のこと。

いる‐まい‥まひ【入舞】

  1. 〘 名詞 〙いりまい(入舞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む