老心地(読み)おいごこち

精選版 日本国語大辞典 「老心地」の意味・読み・例文・類語

おい‐ごこち【老心地】

〘名〙 老人特有の気持精神状態。老人の気弱になった心。おいごころ。
落窪(10C後)三「中納言殿、おい心ちにまどひ給ひぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android