耐久財・非耐久財(読み)たいきゅうざいひたいきゅうざい(その他表記)durable goods

翻訳|durable goods

日本大百科全書(ニッポニカ) 「耐久財・非耐久財」の意味・わかりやすい解説

耐久財・非耐久財
たいきゅうざいひたいきゅうざい
durable goods
non-durable goods

財はその機能によって消費財生産財などに区別されるが、さらにおのおのについて耐久性を基準として、かなりの期間にわたって使用される耐久財と、それ以外の非耐久財(単用財)とに区別される。この期間がどのくらいをさすかは一概にはいえないが、通常は3年を一つの目安としている。生産財については、工場機械などが耐久生産財であり、単用生産財である原材料に対比される。消費財については、家具、自動車、ステレオなどが耐久消費財であり、その属性からハード・グッズhard goodsともいわれる。これに対し非耐久消費財は食料品衣料品などで、ソフト・グッズsoft goodsともいわれる。

[鈴木博夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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