耐食アルミニウム合金(読み)たいしょくアルミニウムごうきん(その他表記)corrosion-resistant aluminium alloy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「耐食アルミニウム合金」の意味・わかりやすい解説

耐食アルミニウム合金
たいしょくアルミニウムごうきん
corrosion-resistant aluminium alloy

アルミニウムの耐食性をそこなうことなく,合金元素を添加して,強度を改善した合金。添加元素として,圧延や押出し加工の場合はマンガン,マグネシウム,マグネシウムとケイ素を,鋳物材ではマグネシウム,ケイ素,およびその両方を用いるのが一般的である。マグネシウムとケイ素を添加した合金の場合は熱処理を施すが,ほかは非熱処理型の合金である。熱処理型では JIS A6061,同じく 6063,非熱処理型では 3003,5005,5052,5154,5083などが代表的で,フィン材,圧力容器,船舶・車両・建築の内外装材,サッシなどに利用される。また鋳物材では AC4A,AC4C,AC4CH,AC7Aなどがあり,自動車,船舶用部品,架線部品,自動車用車輪などに利用される。

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