耳塞餅(読み)みみふさぎもち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「耳塞餅」の意味・わかりやすい解説

耳塞餅
みみふさぎもち

ミミフタギモチともいう。同年の者が死んだ際,その死に引込まれないよう関係を断ち生延びるための呪法。村内または家の見える範囲の同年者が死ぬと,急いで餅をつき,その餅で耳をふさいで「おれだけは生かしといてください」などと唱えたのち,餅をうしろに投捨てる。この習俗は,現在はほとんどすたれており,一部の地方で 15~16歳までの子供の場合に限って行われている。

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