聊けし(読み)イササケシ

デジタル大辞泉 「聊けし」の意味・読み・例文・類語

いささ‐け・し【×聊けし】

[形ク]わずかである。ほんの少しである。
日本やまともろもろのいくさのきみども、―・き事によりて」〈雄略紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「聊けし」の意味・読み・例文・類語

いささ‐け・し【聊けし】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「けし」は接尾語。「いささか」と語根を同じくする語でその形容詞形 ) わずかである。少しばかりである。
    1. [初出の実例]「唯し小(イサさけ)き故(こと)に因りて、己が族に非ざらむ者をば輙(たやす)く附くること莫れ」(出典日本書紀(720)天武一一年一二月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む