聖一色村(読み)ひじりいつしきむら

日本歴史地名大系 「聖一色村」の解説

聖一色村
ひじりいつしきむら

[現在地名]静岡市聖一色・古庄ふるしよう一丁目・栗原くりはら国吉田くによしだ四丁目

有度山うどさん丘陵北西麓に位置し、南は池田いけだ村。応永五年(一三九八)六月の密厳院領関東知行地注文案(醍醐寺文書)に「聖一色」がみえ、伊豆走湯山(伊豆山神社)密厳みつごん院領と判明する。永禄一二年(一五六九)四月一五日の武田信玄判物(臨済寺文書)で林際寺(臨済寺)に寄進された「栗原・一色両郷」一〇〇貫文の一色は、栗原と隣接する聖一色と推測される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android