デジタル大辞泉
「聖人に夢なし」の意味・読み・例文・類語
聖人に夢なし
《「荘子」大宗師から》聖人は悟りの境地にあり、雑念に煩わされないから、安眠することができて夢など見ない。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
せいじん【聖人】 に 夢(ゆめ)なし
(「荘子‐大宗師」の「古之真人、其寝不
レ夢、其覚無
レ憂」からでたことば) 聖人は、悟りの境地にあり
妄想にわずらわされないから、眠っていてもつまらない夢など見ることはない。
※
太平記(14C後)
二五「
世間に
定相無き事をば夢幻と申し候はずや。されば聖
(セイ)人に夢無しとは、是を以て申すにて候」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報