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妄想 もうそう delusion

翻訳|delusion

7件 の用語解説(妄想の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

妄想
もうそう
delusion

病的な状態から生じた誤った判断。確信的であること,経験や推理に影響されないこと,内容が現実から遊離していること,などが特徴である。一般に被害妄想関係妄想誇大妄想のように,内容によって名称を与える。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ぼう‐そう〔バウサウ〕【妄想】

[名](スル)もうそう(妄想)」に同じ。
「昨日の―を憶出(おもいだ)して」〈二葉亭訳・片恋

もう‐そう〔マウサウ〕【妄想】

[名](スル)《古くは「もうぞう」とも》
根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。「―にふける」「愛されていないと―してひとりで苦しむ」
仏語。とらわれの心によって、真実でないものを真実であると誤って考えること。また、その誤った考え。妄念。邪念。
根拠のないありえない内容であるにもかかわらず確信をもち、事実や論理によって訂正することができない主観的な信念。現実検討能力の障害による精神病の症状として生じるが、気分障害薬物中毒等でもみられる。内容により誇大妄想・被害妄想などがある。

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百科事典マイペディアの解説

妄想【もうそう】

病的状態から発生する根拠のない主観的な確信で,それと相反する事態に直面したり,他人に説得されてもその誤謬(ごびゅう)を訂正しえない。種々の精神疾患にみられる。妄想内容により,被害妄想誇大妄想と,自分が他人よりも劣っていると思い,自分を過小評価する微小妄想に分類される。
→関連項目人格障害心気症投射破瓜型パラノイア

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世界大百科事典 第2版の解説

もうそう【妄想 delusion】

一般に,病的な状態から生じ,その内容がありうべからざるもので,なみなみならぬ確信を伴い,いくら説得されても訂正不能の誤った判断のこと。その確信が個人的であり,不合理性が自覚されず,背後に帰すべき特別な感情は認められない点で,迷信や強迫観念,優格(支配)観念とは区別される。妄想は了解心理学の立場から,(1)心理的に了解できない一次妄想primary delusion(真正妄想原発妄想)と,(2)患者の感情,心理状況,ある性格者の環境への反応などから了解できる二次妄想secondary delusion(妄想的観念,続発妄想,妄想様反応)とに大別される。

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大辞林 第三版の解説

ぼうそう【妄想】

( 名 ) スル

もうそう【妄想】

( 名 ) スル
〔古くは「もうぞう」とも〕
〘仏〙 精神が対象の形態にとらわれて行う誤った思惟・判断。妄想分別。
根拠のない誤った判断に基づいて作られた主観的な信念。統合失調症・進行麻痺などで特徴的に見られ、その内容があり得ないものであっても経験や他人の説得によっては容易に訂正されない。 「被害-」 「誇大-」 「あらぬことを-する」 「 -にふける」

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世界大百科事典内の妄想の言及

【思考】より

…思考制止inhibition of ideasとは思考の流れに抑制がかかってスムーズにいかないこと,思考途絶blocking of thoughtとは思考の流れが突然中断してしまうこと,観念奔逸flight of ideasとは考えが次から次へと飛んでなかなか目的に到達しないこと,思考滅裂incoherence of thoughtとは意識が清明であって思考過程にまとまりが欠け,話の筋が支離滅裂であること,思考散乱incoherent thinkingとは意識障害時の話の支離滅裂状態,保続perseverationとは質問が変わっても前の返事が繰り返されることをいう。 思考内容の障害には,優格観念,強迫観念,妄想がある。優格観念overdetermined ideaとは支配観念ともいい,感情に強く裏づけられた観念で,その人の思考や行動を持続的に支配するもの,強迫観念obsessional ideaとはその不合理性を自覚しながらも特定の観念にとらわれて離れることができぬもの,妄想とはありうべからざることを病的に確信し,周囲からの説得によっても訂正不能なものをいう。…

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