聖光寺(読み)しようこうじ

日本歴史地名大系 「聖光寺」の解説

聖光寺
しようこうじ

[現在地名]輪島市輪島崎町

海月山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。京都東福寺栗棘りつきよく庵の彭叔守仙の詩文集鉄酸(東京大学史料編纂所蔵)の天文一六年(一五四七)から同一七年頃の記事に「聖光禅寺」「聖光門下」「聖光上人」などが散見され、天文年間には栗棘庵末の臨済寺院であった。天正元年(一五七三)五月一六日の温井影隆書状・年未詳七月二八日の温井総貞書状(二通一幅)裏書(栗棘庵文書)には「珠洲ママ郡輪島聖光寺」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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