共同通信ニュース用語解説 「聖域都市」の解説 聖域都市 不法移民を保護し、寛容な政策を採用している自治体。米国の場合、西部のロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、中西部のシカゴ、東部のニューヨークなどが代表的。トランプ大統領は就任直後の2017年1月、聖域都市への連邦補助金停止を盛り込んだ大統領令を出したが、違憲として提訴する自治体が相次ぎ、係争中となっている。更新日:2019年3月15日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by
知恵蔵mini 「聖域都市」の解説 聖域都市 不法移民を強制送還させようとする米連邦政府の入国管理当局への助力・協力を拒否し、不法移民に対して寛容な政策をとっている米国の自治体のこと。都市のほか郡や州なども含まれ、ニューヨークやロサンゼルスを始め、全米には約300あるといわれている。同都市では一般に、警察官が市民に対して在留資格の有無を調べることを許可していない。また、入国管理局が連行してきた不法移民の収容や、不法滞在が疑われる移民について釈放期日を過ぎた後も拘束下に置くことを拒否している。不法移民などに厳しい政策をとるトランプ政権は同都市への圧力を強めており、トランプ大統領は2017年1月25日、入国管理当局への協力を拒否する同都市に対し、連邦補助金の交付を停止する内容の大統領令に署名した。 (2017-2-6) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by