聖天社(読み)しようてんしや

日本歴史地名大系 「聖天社」の解説

聖天社
しようてんしや

[現在地名]鎌倉市雪ノ下二丁目

巨福呂こぶくろ坂切通の傍らに鎮座し、ゆきした地区民の管理社。例祭七月一六日。俗称は青梅おうめ聖天。「鎌倉志」によれば、社名病床の鎌倉将軍が青梅の実を所望した際、当社前の梅樹の実を進めたところ病が癒えたという故事によるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 稲荷社 境内 ゆき

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android