デジタル大辞泉
「聞き挿む」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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きき‐はさ・む【聞挟・聞挿】
- [ 1 ] 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 人の話をはたから聞いて心にとめる。小耳にはさむ。
- [初出の実例]「妾思ひに堪へかねて云ひし事を聞きはさみてまします」(出典:大山寺本曾我物語(南北朝頃)四)
- 「サ、聞はさんだる刀の行方」(出典:歌舞伎・お染久松色読販(1813)中幕)
- [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 [ 一 ]に同じ。
- [初出の実例]「『見んと思はば』とあるを、ききはさめて、『双六うたん』といへば」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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