聞き触る(読み)キキフル

デジタル大辞泉 「聞き触る」の意味・読み・例文・類語

きき‐ふ・る【聞き触る】

[動ラ下二]聞き慣れている。
毎度―・れし事ぞかし」〈浮・一代男・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聞き触る」の意味・読み・例文・類語

きき‐ふ・る【聞触】

  1. 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 聞きなれている。常に聞いている。
    1. [初出の実例]「たれもたれも云なれ聞(キキ)ふれたる板返し秀句などは」(出典:かた言(1650)五)
    2. 「是にかぎらず毎度聞(キキ)ふれし事ぞかし」(出典:浮世草子好色一代男(1682)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む