聞所(読み)キキドコロ

デジタル大辞泉 「聞所」の意味・読み・例文・類語

きき‐どころ【聞(き)所/聴(き)所】

人の話や演奏などの、聞く値うちのある部分。「一曲の―」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聞所」の意味・読み・例文・類語

きき‐どころ【聞所】

  1. 〘 名詞 〙 聞くねうちのある個所。また、そのねうち。ききどこ。
    1. [初出の実例]「世の中にありとある事の少し見所・きき所あるはいひつくすらんかし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android