聞持(読み)もんじ

精選版 日本国語大辞典 「聞持」の意味・読み・例文・類語

もん‐じ‥ヂ【聞持】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 教法を聞いて記憶し、忘れないこと。
    1. [初出の実例]「人人自有光明在と道取するを、あきらかに聞持すべきなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)光明)
  3. ぐもんじ(求聞持)の法(ほう)」の略。
    1. [初出の実例]「虚空蔵の聞持の法を行ふに」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. [その他の文献]〔八十華厳経‐三三〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む