聞持(読み)もんじ

精選版 日本国語大辞典 「聞持」の意味・読み・例文・類語

もん‐じ‥ヂ【聞持】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 教法を聞いて記憶し、忘れないこと。
    1. [初出の実例]「人人自有光明在と道取するを、あきらかに聞持すべきなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)光明)
  3. ぐもんじ(求聞持)の法(ほう)」の略。
    1. [初出の実例]「虚空蔵の聞持の法を行ふに」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. [その他の文献]〔八十華厳経‐三三〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む