教法(読み)キョウホウ

デジタル大辞泉 「教法」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ほう【教法】

(ケウハフ) 物事を教える方法
(ケウホフ) 《古くは「きょうぼう」とも》仏、特に釈迦しゃかの説いた教え。
釈尊の―を学んで」〈義経記・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「教法」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ほう【教法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] ( ケウホフ ) ( 古くは「きょうぼう」 ) 仏語。仏の教え。また、特に、釈迦(しゃか)の説いた教え。
    1. [初出の実例]「釈尊隠給へれども教法はとどまりたれば」(出典:観智院本三宝絵(984)中)
    2. [その他の文献]〔大宝積経‐六〕
  3. [ 二 ] ( ケウハフ ) 教えを説く方法。教え方。教育。また、学問宗教などの教え。
    1. [初出の実例]「性学盛則教法衰。教法衰則天下之達道廃」(出典:童子問(1707)中)
    2. [その他の文献]〔周礼‐地官・郷大夫〕

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