精選版 日本国語大辞典 の解説 きかざる【聞猿】 の 稗(ひえ)を揉(も)んだような顔(かお) 他人の皮肉などを聞こえないふりをして、どこ吹く風とすました顔。[初出の実例]「内儀の当言(あてこと)いふも、聞猿(キカザル)のひへもんだるやうなる㒵つきして」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例