精選版 日本国語大辞典 「聞違」の意味・読み・例文・類語
きき‐たがい‥たがひ【聞違】
- 〘 名詞 〙 =ききちがえ(聞違)
- [初出の実例]「さりとも、いかで、ひめぎみの心にて、さやうの事は、あるべきに、人のききたかいにてこそ、あるらめ」(出典:御伽草子・文正草子(室町時代物語大成所収)(室町末))
きき‐ちがえ‥ちがへ【聞違】
- 〘 名詞 〙 話の内容や音などをまちがえて聞くこと。聞きちがい。聞き誤り。ききたがい。ききたがえ。
- [初出の実例]「はんしゅの御れゐはききちかへなり」(出典:御湯殿上日記‐文明一五年(1483)一月七日)