聾する(読み)ロウスル

デジタル大辞泉 「聾する」の意味・読み・例文・類語

ろう・する【×聾する】

[動サ変][文]ろう・す[サ変]耳が聞こえなくなる。また、聞こえなくする。「耳を―・する騒音

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聾する」の意味・読み・例文・類語

ろう‐・する【聾】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]ろう・す 〘 自動詞 サ行変 〙 耳が聞こえなくなる。聴覚を失う。
    1. [初出の実例]「耳の聾したり目のつぶれたり痺のしびるる病やなんどの医をするぞ」(出典:史記抄(1477)一四)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]ろう・す 〘 他動詞 サ行変 〙 耳を聞こえなくする。
    1. [初出の実例]「往来の繁雑肩摩轂撃眼を眩し耳を聾(ロウ)し」(出典西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android